先週の金曜日、気持ちの良い晴れた日に、9年ぶりのソロキャンプを決行した。
（このブログで、数年ぶりのことを書く事が多い。
まぁ多いと言っても投稿数が片手もないが,,,)
今回のキャンプのメインは、人生で初めて購入した「テント」を張ることだ。テントの種類は一人用ワンポールテントというもの。ムーミンに出てくるスナフキンのテントに憧れる自分を思い起こし、このテントをポチりとした。自宅に届いて最初に感じたのは、重量がありスナフキンのように徒歩での旅に持っていくことは難しいなぁということ。
それでも、このテントの良いところは他にも多くあり、張るのが楽しみであった。休みの日に限って雨が続いたため、なかなか、テントが自宅に届いた後も、キャンプに行くタイミングが見つけられないでいたが、ついに晴れと休みと気持ちが交差した。
場所は、去年南琵琶湖をツーリングした時に発見した無料でテントを張れる所。出発前にテント以外何を持って行こうか想像するが、イメージが乏しい。なので、外で数時間過ごすのに必要な衣食住の項目で思いつくものをとにかく車に詰め込んだ。経験して何事も必要のあるなしがわかるだろうと見切り発車する。いつもこんな感じで始めるのだが。
今回経験して良かったこと、衣食住にわけて振り返る。
「衣」
春先とはいえ、風が吹いていたため、ヒートテック上下＋上に羽織ることのできるダウンを一枚持っていって良かった。靴下も厚手であったため、裸足になることもあったが、全体的に暖かい服装で向かう事ができて良かった。
「食」
友人から頂いたホットサンドメーカーの実力が遺憾無く発揮された。鶏もも肉を一枚そのまま焼き、それをパンで挟むだけだが、これがとても美味しかった。調味料としては、マヨネーズの万能感がすごかった。
またアスパラや焼きリンゴも良かった。食に関しては、食べ物も重要だが、今回は、飲み物を数種類持っていった事が特に良かった。水、ジュース系、紅茶、コーヒー。その時の気分で選ぶ事ができるのがその時間を豊かにした。
「住」
テント内に、大きめのタオルと枕、寝袋を持ってきたので、底冷えを比較的解消し、過ごせた。寝袋がなかったら、あまり横になってもゆっくりできなかっただろう。また、当日、大津のセカストで出会った椅子が良かった。サイドテーブルがついた椅子で、持ち運びは不便だが、座る部分のハリがとても強く長時間座っても腰が痛くならなかった。
改善点
・荷物を運ぶために、テントと車の間を3往復することになったので、荷物を限定する必要もあるが、何より、リアカー的なものは必要であった。特に、人が比較的いない良い場所を選ぼうとすると、駐車場から距離がどうしても出てくる。
・テントの高さが比較的低いため、今回購入した椅子とサイズ的には合わなかった。なので、もう一本ポールがあると、頭にたびたびぶつかるテントをもう少し思い通りに張る事ができると感じた。
・フットレスト的なものがあると良い。今回はクーラーボックスで代用したが、あまり日に当てたくない。
・今回はデイキャンプで、明るいうちに帰ってきたが、テントは遮光性が高いので、ライトが必要であった。ヘッドライトが便利かも。
・寝袋があったとはいえ、底冷えは晴れていても感じるものであったので、やはり、断熱材的なマットが今後あったら良いと感じた。
・ペグが緑色なので、忘れないように目立つ色の紐をつけたら良い
・ホットサンド器の置き場所を作れたら良い
昔、ソロキャンプは自分には向いていないと思って一度で止めたが、年齢を重ねたからか、とても良い時間を過ごす事ができた。美味しい飲み物と複数の本を持っていったのが良かった。
今後も、場所を変えて、キャンプに親しんで行けたらと感じた良い日になった。
自分の中で、キャンプは泊まらないと思っているところがあったが、デイキャンプでも随分と楽しめ、充実した時間を過ごす事ができることを知れたのは良かった。
