アフロ日記

日々の記録を、つらつらと。

夏休み

8月の終わりから1週間、北陸三県:福井、石川、富山の旅行に行ってきた。

本来は、JR西日本がやっていたサイコロ旅というものを利用しようかと考えていたが、申請してから数日間は乗車券が発行されないと休みの2日前に知り、断念。

結果、サイコロ旅だけは真似して、自分でやることに。

サイコロの目は、

①四国 ②北九州 ③北陸 ④沖縄 ⑤姫路&岡山 ⑥尾道&広島

どれも、行ったことがないか、行っても10年以上前の場所。

僕としてはどこも、グルメや映画や漫画のゆかりの地ということ。

 

今回、旅行先をサイコロを使って決めることは

決断を簡単にする方法として、優柔不断な僕にとっては良い方法なんだと感じた。

さて結果は冒頭でわかるように、③の北陸になった。(誰に見せるわけでもないが、一応証拠として動画を撮った)

 

行き先さえ決まれば、あとは、北陸に何があるか調べ始める。まずは、簡単にインターネット、YouTube。あと結構やるのは、図書館に行って本を探す。

とはいえ、近くの図書館には北陸の資料がほとんどなかった。書店にも行ったが、そこにもほとんどない。そこまで、みんな旅行で行く土地ではないのかもしれないなぁと思いつつ、いくつかのYouTuberの一人旅を参考にしながら、あとは、Googleマップに行きたい場所として、タグをつけていく。宿は今よくCMが流れてくる、agodaを使いざっと宿探し。これもなかなか決められない。

 

なので、まずは家から出ることにした。

とりあえず車には車中泊の体制だけ作って、夜11時くらいに出発。

2時間くらいかけて、琵琶湖の北側について、道の駅で車中泊

住んでいるところよりも随分と涼しく朝を迎える。

 

ここらからは、今回の旅行で良かった点だけ書いていく。

残念なことなども色々あったがそれらは書いててもしゃーないし。

 

まずは福井入りと、敦賀市

敦賀市は、気比の松原敦賀ムゼウムが良かった。

福井では、他に越前そば(十割そば)、ヨーロッパ軒(ソースカツ)、福井メトロ劇場(ボイリング・ポイント)、丸岡城(現存12天守の一城)、田島(がさエビ丼)。あと東尋坊にも寄った。電話ボックスに電話がかけられるように小銭があったことが印象的。この日本で重要な地域であることを思う。

 

そこから、石川入り。

石川では宿決めが大変だからと、美川のホテルを3泊予約。この決断が良かった。部屋が広々しており、大浴場がない代わりに、近くの温泉に無料で入れる提携を組んでて、三日間欠かさず言った。安産の湯。お湯質最高、小さいながらもサウナがあって、3日間ととのわせてもらった。

石川では、なんと言っても、金沢蓄音機館が最高だった。面白い。レコードを聞いたことがほとんどなかったが、これがまたいい。そして、館長が、日に3回蓄音機の聴き比べをさせてくれるが、その時間が楽しかった。音が通る部分が長ければ長いほど、大きな音を出す性質を体験できる。電気がない一般的でない時代にこんなに大きな音が出るものなのだと、装置の仕組みと知恵に驚く。

あとは、金沢おでんがうまいと行く。確かに美味しい。ただ行った店では「ぬた和え」が抜群に美味しかった。梅貝とイカタコとあじの選択で、今回は梅貝のぬた和えを注文したが、この旅の中で一番の出会い。ネギが敷かれ、その上に梅貝がありそこに酢味噌からしのソース。これは家で作ろうと思う。あとは、回転寿司2件回ったが、「金沢まいもん寿司」が抜群に美味しかった。値段的には比べられないのだろうけど、のどぐろの寿司が最高だった。

石川では、宿でNetflixが見れたので、随分前に話題だった「愛の不時着」を見始めて、一人キュンキュンしていた。5話まで見たので、今月Netflixに契約予定なのは余談。

 

富山入りし、「太閤の湯ホテル」。

湯も、サウナも良かった。広い外気浴ができるデッキで寝転びながら3セット。

氷見で千鳥や佐藤健が絶賛していたラーメン屋「貪瞋痴(とんじんち)」。

今回は煮干しラーメン。最高でした。全てが最高峰でした。僕の理想であるスープを完飲して完成するラーメンとはまさにこのこと。今度は、白醤油ラーメンを食べに行きたい。

あと富山は「富山市ガラス美術館」、デイル・チフーリの作品が圧巻。ガラスの印象をここまで広げてくれるとは思わなかった。こういう出会いがあるから、美術館とか高くても見に行くことが面白い。あとは映画館でまさかの「ショーシャンクの空に」が上映されていたから、ナウシカも映画館で見たように、DVD持ってるけど、プロジェクターでいつでも見れるけど、今回も1800円払って鑑賞。最高だった。映画館のいいところをあらためて感じる。あの拘束される空間がいいのだと。映画館ゆえにそこ時間は映画に没入できるのがいいのだと。これから映画館に通いそうだ。

そして、北陸旅行最後は、ある人が言っていた言葉を借りれば、サウナの日本三大聖地の一つである「スパ・アルプス」。天然のアルプスの水が掛け流しで使われている水風呂。そこに飲んでくださいと流れ続ける水。これがまぁ美味い。サウナも外気浴も決して大きいわけではないが、通いたくなる場所。食事も氷見うどん御膳をいただき、最高のうちに北陸旅行を終える。

 

今回の旅は、考えていなかったが、グルメ&サウナ旅となった。帰ってきて感じたことは、まさに僕が理想とするラーメンのように、際立った思い出というよりも、総合して、よく休めた夏休みになったということだ。休むこともまた経験的に上手くなっていきたい。

前回日記に書いたことは、反省の多いものになったが、今回の夏休みで英気を養えた。何度も挑戦して、経験して学んでいこうと思う。

 


北陸に行けてよかった!